クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (49) 章: ユーヌス章
قُل لَّآ أَمۡلِكُ لِنَفۡسِي ضَرّٗا وَلَا نَفۡعًا إِلَّا مَا شَآءَ ٱللَّهُۗ لِكُلِّ أُمَّةٍ أَجَلٌۚ إِذَا جَآءَ أَجَلُهُمۡ فَلَا يَسۡتَـٔۡخِرُونَ سَاعَةٗ وَلَا يَسۡتَقۡدِمُونَ
使徒よ、彼らに言うのだ。「私自身でさえ、アッラーの意志とは別に、自らに恩恵を与えたり害を及ぼしたりするものについて何の力もないというのに、どうして他者への恩恵または害を制御できようか。私には不可視界の知識はない。アッラーはあらゆる民を滅ぼすための時間を定められた。そしてアッラーだけがその時を知るのである。あなた方の破滅の時が来たならば、それは早めることも、一瞬たりとも遅らせることはできない。」
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• الإنسان هو الذي يورد نفسه موارد الهلاك، فالله مُنَزَّه عن الظلم.
● 人々は自分自身を滅びへと向かわせる。アッラーこそは高く崇敬されるべき存在であり、いかなる者にも不正を働かない。

• مهمة الرسول هي التبليغ للمرسل إليهم، والله يتولى حسابهم وعقابهم بحكمته، فقد يعجله في حياة الرسول أو يؤخره بعد وفاته.
使徒の任務とは、遣わされた人へ教えを伝達することであり、アッラーは裁きの日に、人々に裁きを下すのである。

• النفع والضر بيد الله عز وجل، فلا أحد من الخلق يملك لنفسه أو لغيره ضرًّا ولا نفعًا.
●恩恵と害はアッラーの手中にあり、被造物の誰も、自らや他者の恩恵や害を制御することはできない。

• لا ينفع الإيمان صاحبه عند معاينة الموت.
●死の間際に信仰しても手遅れであり、何の利益もない。

 
対訳 節: (49) 章: ユーヌス章
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