クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (69) 章: ユースフ章
وَلَمَّا دَخَلُواْ عَلَىٰ يُوسُفَ ءَاوَىٰٓ إِلَيۡهِ أَخَاهُۖ قَالَ إِنِّيٓ أَنَا۠ أَخُوكَ فَلَا تَبۡتَئِسۡ بِمَا كَانُواْ يَعۡمَلُونَ
さてかれらがユースフの前にまかり出たとき、ユースフはその弟(ビン・ヤーミン)をかれの方へと(他の兄たちと分けて)迎えて、そっと言った。わたしはあなたの兄ユースフである。だから今までかれらがしてきた、損傷や軽蔑やわたしを井戸に投げ入れるといった酷いことに、心を悩ましてはいけない。
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• الأمر بالاحتياط والحذر ممن أُثِرَ عنه غدرٌ، وقد ورد في الحديث الصحيح: ((لَا يُلْدَغُ المُؤْمِنٌ مِنْ جُحْرٍ وَاحِدٍ مَرَّتَيْنِ))، [أخرجه البخاري ومسلم].
裏切った人には警戒するようにと、アルブハーリーとムスリムの伝える真正な預言者伝承には、「信者は同じ穴に二度落ちることはない」とある。

• من وجوه الاحتياط التأكد بأخذ المواثيق المؤكدة باليمين، وجواز استحلاف المخوف منه على حفظ الودائع والأمانات.
●予防線を張るには、誓約を取る方法がある。つまり誰かが信託されたものを約束どおり守るかどうか信頼性に不安があれば、そのための誓約を取ればいい。

• يجوز لطالب اليمين أن يستثني بعض الأمور التي يرى أنها ليست في مقدور من يحلف اليمين.
●誓約を取るときに、その人の能力を超えていると思われる物事は、誓約の例外とすることができる。

• من الأخذ بالأسباب الاحتياط من المهالك.
●破壊する恐れのあるものは予め警戒することも、予防線を張るうちに入る。

 
対訳 節: (69) 章: ユースフ章
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クルアーン簡潔注釈(日本語)クルアーン研究注釈センター発行

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