クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (34) 章: 夜の旅章
وَلَا تَقۡرَبُواْ مَالَ ٱلۡيَتِيمِ إِلَّا بِٱلَّتِي هِيَ أَحۡسَنُ حَتَّىٰ يَبۡلُغَ أَشُدَّهُۥۚ وَأَوۡفُواْ بِٱلۡعَهۡدِۖ إِنَّ ٱلۡعَهۡدَ كَانَ مَسۡـُٔولٗا
父親をなくした子供たちの財産は、それをかれらに役立つ形で運用するのでない限り、勝手に使ってはならない。かれらの分別がつくようになるまで、それを保管しなければならない。また、あなた方とアッラーとの間の契約、あなた方自身の間の契約を破棄することもなく、完全に遂行せよ。アッラーは審判の日、契約をした者に尋ね、契約を守った者には褒美を授け、守らなかったなら罰するのだ。
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• الأدب الرفيع هو رد ذوي القربى بلطف، ووعدهم وعدًا جميلًا بالصلة عند اليسر، والاعتذار إليهم بما هو مقبول.
●近親に対して優しく返答し、それが出来る時には近親への善行を約束し、適切な形で謝ることは、優れた作法である。

• الله أرحم بالأولاد من والديهم؛ فنهى الوالدين أن يقتلوا أولادهم خوفًا من الفقر والإملاق وتكفل برزق الجميع.
●アッラーは子供に対して、その両親よりも慈悲深い。貧困や糧の減少のために子殺しをすることを禁じ、全ての者への糧を保障する。

• في الآيات دليل على أن الحق في القتل للولي، فلا يُقْتَص إلا بإذنه، وإن عفا سقط القصاص.
●一連のアーヤでは、後見人に殺害における権利があり、かれの許可なしに報復刑は執行されないことが示される。もしかれが赦免するなら、報復刑は行われない。

• من لطف الله ورحمته باليتيم أن أمر أولياءه بحفظه وحفظ ماله وإصلاحه وتنميته حتى يبلغ أشده.
●アッラーはその慈悲深さから、孤児の後見人が孤児とその財産を保護し、成年するまでそれを正しく運用することを命じている。

 
対訳 節: (34) 章: 夜の旅章
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クルアーン簡潔注釈(日本語)クルアーン研究注釈センター発行

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