クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (64) 章: 洞窟章
قَالَ ذَٰلِكَ مَا كُنَّا نَبۡغِۚ فَٱرۡتَدَّا عَلَىٰٓ ءَاثَارِهِمَا قَصَصٗا
ムーサーは召使に言った。「それこそ私たちが願ったこと。それこそ敬虔な僕の地位の印だ。」そうして二人は、迷子にならないように自分たちの足跡を辿りながら岩のところまで戻り、そこから魚の入り口にたどり着いた。
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• استحباب كون خادم الإنسان ذكيًّا فطنًا كَيِّسًا ليتم له أمره الذي يريده.
●目的遂行のためにも、使用人は賢く利発で臨機応変に対応できる人が好ましい。

• أن المعونة تنزل على العبد على حسب قيامه بالمأمور به، وأن الموافق لأمر الله يُعان ما لا يُعان غيره.
●支援は命じられたことを実践するその度合いに応じて与えられ、唯一の神のご命令に従う人が得られるお助けは、そうでない人とは異なる。

• التأدب مع المعلم، وخطاب المتعلم إياه ألطف خطاب.
●教えを乞う人の教師への礼節。教えを乞う人は、その話し方においても教師に対してより丁寧であるべきである。

• النسيان لا يقتضي المؤاخذة، ولا يدخل تحت التكليف، ولا يتعلق به حكم.
●失念は咎めの対象にはならず、責任を追及されることにもならず、規定にも当てはまらない。

• تعلم العالم الفاضل للعلم الذي لم يَتَمَهَّر فيه ممن مهر فيه، وإن كان دونه في العلم بدرجات كثيرة.
●知識人が自分の得意としない分野について、たとえ全体的には自分より優れた実力を有さない人であれ、その道の専門家に学ぶことの意義。

• إضافة العلم وغيره من الفضائل لله تعالى، والإقرار بذلك، وشكر الله عليها.
●知識やその他の恵みを至高のアッラーからの恩恵として認識し、感謝すること。

 
対訳 節: (64) 章: 洞窟章
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クルアーン簡潔注釈(日本語)クルアーン研究注釈センター発行

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