クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (91) 章: 信者章
مَا ٱتَّخَذَ ٱللَّهُ مِن وَلَدٖ وَمَا كَانَ مَعَهُۥ مِنۡ إِلَٰهٍۚ إِذٗا لَّذَهَبَ كُلُّ إِلَٰهِۭ بِمَا خَلَقَ وَلَعَلَا بَعۡضُهُمۡ عَلَىٰ بَعۡضٖۚ سُبۡحَٰنَ ٱللَّهِ عَمَّا يَصِفُونَ
アッラーは不信仰者が思い込んでいるように子供を持ちはしない。かれのほかに正当な崇拝に値するものはないのである。もし万が一かれのほかに崇拝に値するものがいたならば、崇められるものは自分がつくったものを引き連れて行ってしまうだろうし、お互いに競い合うことでこの世界の秩序は崩れて落ちてしまうだろう。だが現実にはそのようなことは一つも起きていないのだから、正当に崇められるべきは唯一で、アッラーだけだということを証明している。子供や伴侶など多神教徒が形容する、かれに相応しくない特徴からは無関係で清純な御方である。
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• الاستدلال باستقرار نظام الكون على وحدانية الله.
●この世界の秩序均衡によるアッラーの唯一性の証明。

• إحاطة علم الله بكل شيء.
●アッラーの知識の網羅性。

• معاملة المسيء بالإحسان أدب إسلامي رفيع له تأثيره البالغ في الخصم.
●自分に悪さをなした人にも最善の接し方で対応するのはイスラームの高貴な礼節であり、敵対する側に対しても大きな効果がある。

• ضرورة الاستعاذة بالله من وساوس الشيطان وإغراءاته.
●悪魔の囁きや誘惑からアッラーのご加護を求めることは必要不可欠である。

 
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