クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (102) 章: 食卓章
قَدۡ سَأَلَهَا قَوۡمٞ مِّن قَبۡلِكُمۡ ثُمَّ أَصۡبَحُواْ بِهَا كَٰفِرِينَ
以前の者たちのある民は実際にそのようなことを訊き、責任遂行を命じられるとそれを行わなかったため、それが原因で不信仰者となった。
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• الأصل في شعائر الله تعالى أنها جاءت لتحقيق مصالح العباد الدنيوية والأخروية، ودفع المضار عنهم.
●アッラーの教えの基本は、僕たる人間がこの世かつあの世でも役立てられるものを実現し、害を払いのけるためにもたらされた。

• عدم الإعجاب بالكثرة، فإنّ كثرة الشيء ليست دليلًا على حِلِّه أو طِيبه، وإنما الدليل يكمن في الحكم الشرعي.
●数の多さは感嘆に値しないということ。数が多いのは、それが許されたものや善良なものであることの証ではない。証はイスラームの教えの規定に込められているのである。

• من أدب المُسْتفتي: تقييد السؤال بحدود معينة، فلا يسوغ السؤال عما لا حاجة للمرء ولا غرض له فيه.
●(宗教的な事柄に関する)質問者の礼儀は、ある一定の範囲に質問を留めておくことである。よって本人に必要のないことや特に目的のないことを訊いてはならない。

• ذم مسالك المشركين فيما اخترعوه وزعموه من محرمات الأنعام ك: البَحِيرة، والسائبة، والوصِيلة، والحامي.
●(ある数の子を産むと耳の切られるラクダである)バヒーラや(ある年齢に達すると偶像のために放置されるラクダである)サーイバ、(メスを産み続けたラクダである)ワスィーラ、(何頭か子どものできたラクダである)ハーミーといった家畜で禁じられたものがあるなどと勝手な思い込みの主張を唱える多神教徒のやり方の非難。

 
対訳 節: (102) 章: 食卓章
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