クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (14) 章: 家畜章
قُلۡ أَغَيۡرَ ٱللَّهِ أَتَّخِذُ وَلِيّٗا فَاطِرِ ٱلسَّمَٰوَٰتِ وَٱلۡأَرۡضِ وَهُوَ يُطۡعِمُ وَلَا يُطۡعَمُۗ قُلۡ إِنِّيٓ أُمِرۡتُ أَنۡ أَكُونَ أَوَّلَ مَنۡ أَسۡلَمَۖ وَلَا تَكُونَنَّ مِنَ ٱلۡمُشۡرِكِينَ
使徒よ、アッラーのほかに偶像などを崇める多神教徒に言いなさい。「アッラーのほかに助けを求めることが考えられるでしょうか。」かれこそは天地を前例なしに創造された御方であり、それらの創造が先を越されたことはない。かれこそはお望みの者に糧を与えるが、かれに糧を与える者は誰一人としていない。かれは満ち足りた存在であって、僕たちを必要とするわけではないが、僕たる人間はかれを必要とするのである。言いなさい、使徒よ。「完全なわが主がわたしにこの共同体の中でアッラーに忠実にお仕えする最初の者となるよう命じられ、かれと共に別の存在を並べ立てる者の一人にはならないよう命じられたのです。」
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• بيان حكمة الله تعالى في إرسال كل رسول من جنس من يرسل إليهم؛ ليكون أبلغ في السماع والوعي والقبول عنه.
●派遣先のタイプの中から使徒を遣わされたアッラーの英知の説明。よりよく聞いて理解し、受け入れられるためである。

• الدعوة للتأمل في أن تكرار سنن الأوّلين في العصيان قد يقابله تكرار سنن الله تعالى في العقاب.
●過去に背いた者たちの慣行が繰り返されるのを観察し、懲罰におけるアッラーの慣行が繰り返されるのを見比べよ、といういざない。

• وجوب الخوف من المعصية ونتائجها.
●違反行為とその結果を恐れるべき義務。

• أن ما يصيب البشر من بلاء ليس له صارف إلا الله، وأن ما يصيبهم من خير فلا مانع له إلا الله، فلا رَادَّ لفضله، ولا مانع لنعمته.
●人間が見舞われる試練を変えられるのはアッラーのほかになく、よいことを妨げられるのもアッラーのほかにはない。かれの美徳を返し、その恩恵を妨げるものはない。

 
対訳 節: (14) 章: 家畜章
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クルアーン簡潔注釈(日本語)クルアーン研究注釈センター発行

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