クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (30) 章: 家畜章
وَلَوۡ تَرَىٰٓ إِذۡ وُقِفُواْ عَلَىٰ رَبِّهِمۡۚ قَالَ أَلَيۡسَ هَٰذَا بِٱلۡحَقِّۚ قَالُواْ بَلَىٰ وَرَبِّنَاۚ قَالَ فَذُوقُواْ ٱلۡعَذَابَ بِمَا كُنتُمۡ تَكۡفُرُونَ
使徒よ、復活を否定する人が主の前に立たされるとき、いかにかれらの状態が酷いかを見るだろう。アッラーは仰せられる。「これがあなた方の否定していた、疑いの余地なき復活ではないのか。」「主にかけて誓いますが、確かにこれは疑いの余地なき真実です。」そこでアッラーはかれらに言うのである。「この日を信じようとしなかった不信仰のせいでこの懲罰を味わうがよい。生前あなた方はそれを嘘としていたのである。」
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• من عدل الله تعالى أنه يجمع العابد والمعبود والتابع والمتبوع في عَرَصات القيامة ليشهد بعضهم على بعض.
●アッラーの公平さの顕れとして、復活の日の広場でお互いに証言し合えるように、崇める者と崇められる者、従う者と従われる者全員を集められる。

• ليس كل من يسمع القرآن ينتفع به، فربما يوجد حائل مثل ختم القلب أو الصَّمَم عن الانتفاع أو غير ذلك.
●クルアーンを聴く人全てがそれを役立てられるわけではない。ひょっとすると、心の封印や教訓を得る聴き方では聞こえないようにされるなど、障壁があるかもしれない。

• بيان أن المشركين وإن كانوا يكذبون في الظاهر فهم يستيقنون في دواخلهم بصدق النبي عليه الصلاة والسلام.
●多神教徒がいかに表面的には否定していようとも、心の中では預言者の誠実さを確信しているかの説明。

• تسلية النبي عليه الصلاة والسلام ومواساته بإعلامه أن هذا التكذيب لم يقع له وحده، بل هي طريقة المشركين في معاملة الرسل السابقين.
●預言者への慰めとして、この否定がかれだけに起こったことではなく、以前の使徒たちに応答する上での多神教徒の常套手段だということの知らせ。

 
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クルアーン簡潔注釈(日本語)クルアーン研究注釈センター発行

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