クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (177) 章: 高壁章
سَآءَ مَثَلًا ٱلۡقَوۡمُ ٱلَّذِينَ كَذَّبُواْ بِـَٔايَٰتِنَا وَأَنفُسَهُمۡ كَانُواْ يَظۡلِمُونَ
最悪は、アッラーの印と証拠を嘘呼ばわりし、それを信じずに、自分自身を損ない、破滅を稼いできた人びとである。
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• المقصود من إنزال الكتب السماوية العمل بمقتضاها لا تلاوتها باللسان وترتيلها فقط، فإن ذلك نَبْذ لها.
●啓示が降ろされるのは、それに従って行動するためで、読誦したりするだけであればそれは無視しているのと同じことになる。

• أن الله خلق في الإنسان من وقت تكوينه إدراك أدلة الوحدانية، فإذا كانت فطرته سليمة، ولم يدخل عليها ما يفسدها أدرك هذه الأدلة، وعمل بمقتضاها.
●アッラーは人間創造のときから、その唯一性を理解する天性をもうけられた。その性格が健全で、腐っていなければ、これらの印を認知して、それに従って行動するであろう。

• في الآيات عبرة للموفَّقين للعمل بآيات القرآن؛ ليعلموا فضل الله عليهم في توفيقهم للعمل بها؛ لتزكو نفوسهم.
●クルアーンに従って行動して成功した人びとにとり、教訓がその中にある。つまりそれに従うことができたのは、アッラーの恩寵であったということを知ったということ。またそれにより、自身を清めることができたということである。

• في الآيات تلقين للمسلمين للتوجه إلى الله تعالى بطلب الهداية منه والعصمة من مزالق الضلال.
●印には、至高なるアッラーに導きを求めてムスリムたちが向かうことと、過ちの危険から守られるという、教えが含まれている。

 
対訳 節: (177) 章: 高壁章
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