クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (51) 章: ユースフ章
قَالَ مَا خَطۡبُكُنَّ إِذۡ رَٰوَدتُّنَّ يُوسُفَ عَن نَّفۡسِهِۦۚ قُلۡنَ حَٰشَ لِلَّهِ مَا عَلِمۡنَا عَلَيۡهِ مِن سُوٓءٖۚ قَالَتِ ٱمۡرَأَتُ ٱلۡعَزِيزِ ٱلۡـَٰٔنَ حَصۡحَصَ ٱلۡحَقُّ أَنَا۠ رَٰوَدتُّهُۥ عَن نَّفۡسِهِۦ وَإِنَّهُۥ لَمِنَ ٱلصَّٰدِقِينَ
王は女性たちに言った。あなた方がユースフの心を誘惑して不祥事をそそのかそうとしたとき、何があったのか。女性たちは王に答えて言った。「ユースフがそんなことをするはずがありません。アッラーに誓って、彼の悪いところなど何も知りません。」そうして初めて王の妻は自分のしたことを認めて言った。「今、真実が明らかになりました。わたしがかれを誘惑したのであり、かれがしたのではありません。確かにかれは正直な人です。わたしがかれに疑惑を向けたのに対して、かれが身の潔白を主張したとおりです。」
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• من كمال أدب يوسف أنه أشار لحَدَث النسوة ولم يشر إلى حَدَث امرأة العزيز.
●ユースフは女性たちのしたこととして語ったとしても、有力者の妻とは言わなかったのは、かれの人徳であった。

• كمال علم يوسف عليه السلام في حسن تعبير الرؤى.
●ユースフの夢の解釈能力は優れていたこと。

• مشروعية تبرئة النفس مما نُسب إليها ظلمًا، وطلب تقصّي الحقائق لإثبات الحق.
●不正義が襲ってきたら、それに対抗して無実を訴えることの正当性。そして真実究明を要求することは、正しいことである。

• فضيلة الصدق وقول الحق ولو كان على النفس.
●正直さと真実の言葉は、たとえ自分に不利となっても、功徳のあること。

 
対訳 節: (51) 章: ユースフ章
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