クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (49) 章: マルヤム章
فَلَمَّا ٱعۡتَزَلَهُمۡ وَمَا يَعۡبُدُونَ مِن دُونِ ٱللَّهِ وَهَبۡنَا لَهُۥٓ إِسۡحَٰقَ وَيَعۡقُوبَۖ وَكُلّٗا جَعَلۡنَا نَبِيّٗا
そうして彼が彼らから離れ、彼らがアッラーとはほかに崇める神々から離れると、われらは彼に家族を失った代わりとして息子のイスハークを授け、孫のヤアクーブを授け、それぞれを預言者とした。
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• لما كان اعتزال إبراهيم لقومه مشتركًا فيه مع سارة، ناسب أن يذكر هبتهما المشتركة وحفيدهما، ثم جاء ذكر إسماعيل مستقلًّا مع أن الله وهبه إياه قبل إسحاق.
●イブラーヒームが民を離れる際にサーラも同行したように、共通の恵みである孫の話が相応しいものとされた。それからイスハークの前にアッラーが授けられたイスマーイールについての話が個別になされた。

• التأدب واللطف والرفق في محاورة الوالدين واختيار أفضل الأسماء في مناداتهما.
●両親と話をする際は、礼節と優しさ、そして細やかな気遣いが大切であり、両親を呼ぶにあたっては最良の呼び方をすべきである。

• المعاصي تمنع العبد من رحمة الله، وتغلق عليه أبوابها، كما أن الطاعة أكبر الأسباب لنيل رحمته.
●罪が重なると、僕たる人間をアッラーのお慈悲から妨げることになり、そのいくつもの門を閉ざすことになる。同様に、忠実に従うことはかれのお慈悲を得る最大のきっかけとなる。

• وعد الله كل محسن أن ينشر له ثناءً صادقًا بحسب إحسانه، وإبراهيم عليه السلام وذريته من أئمة المحسنين.
●すべての誠実な人がその誠意に応じて称賛されるというアッラーのお約束。イブラーヒーム(平安あれ)とその子孫は誠実な者たちのリーダー的存在である。

 
対訳 節: (49) 章: マルヤム章
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