クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (131) 章: 雌牛章
إِذۡ قَالَ لَهُۥ رَبُّهُۥٓ أَسۡلِمۡۖ قَالَ أَسۡلَمۡتُ لِرَبِّ ٱلۡعَٰلَمِينَ
アッラーがイブラーヒームを選んだのは、かれの迅速な従順さからである。かれは、忠実かつ献身的な崇拝をし、それを指示通り謙遜して行うようイブラーヒームに命じた。イブラーヒームは主に答え、僕を創造し、かれらのために糧を与え、自らの後見者であるかれに献身して服従すると述べた。
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• المؤمن المتقي لا يغتر بأعماله الصالحة، بل يخاف أن ترد عليه، ولا تقبل منه، ولهذا يُكْثِرُ سؤالَ الله قَبولها.
●アッラーを意識する信仰者は、自身の善行に惑わされることはなく、それがアッラーによって受け入れられるかどうかを心配する。それゆえ信仰者は、アッラーが善行を受け入れてくれるよう頻繁に願うべきである。

• بركة دعوة أبي الأنبياء إبراهيم عليه السلام، حيث أجاب الله دعاءه وجعل خاتم أنبيائه وأفضل رسله من أهل مكة.
●預言者の父祖イブラーヒームによる祈りによる祝福とは、アッラーがかれの祈りを受け入れ、最後の預言者(ムハンマド)をマッカの民から選んだことである。

• دين إبراهيم عليه السلام هو الملة الحنيفية الموافقة للفطرة، لا يرغب عنها ولا يزهد فيها إلا الجاهل المخالف لفطرته.
●イブラーヒームの教えは真の信仰であり、人間にとっての自然な生き方である。自身の自然な性質に反する愚か者だけがそれを拒否する。

• مشروعية الوصية للذرية باتباع الهدى، وأخذ العهد عليهم بالتمسك بالحق والثبات عليه.
●子供たちへ導きに従うよう指示し、真実を堅持させる約束をすることは有効である。

 
対訳 節: (131) 章: 雌牛章
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クルアーン簡潔注釈(日本語)クルアーン研究注釈センター発行

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