クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (30) 章: 雌牛章
وَإِذۡ قَالَ رَبُّكَ لِلۡمَلَٰٓئِكَةِ إِنِّي جَاعِلٞ فِي ٱلۡأَرۡضِ خَلِيفَةٗۖ قَالُوٓاْ أَتَجۡعَلُ فِيهَا مَن يُفۡسِدُ فِيهَا وَيَسۡفِكُ ٱلدِّمَآءَ وَنَحۡنُ نُسَبِّحُ بِحَمۡدِكَ وَنُقَدِّسُ لَكَۖ قَالَ إِنِّيٓ أَعۡلَمُ مَا لَا تَعۡلَمُونَ
アッラーは天使たちに対し述べる。「われは地上に人類を置き、人類は繁殖し、われの法の下に暮らす。」天使たちはそれを理解しようとかれに尋ねる。「人類は地上で悪を働き、殺し合います。わたしたち天使が常にあなたの命令に忠実に従い、あなたの偉大さを認め、あなたの御力や完全無欠さを賛美するのにもかかわらず、人間を地上の後継者とする英知は何なのでしょうか。」アッラーはその質問にこう答える。「あなたたちには分からないだろうが、われこそは人類の創造、そしてかれらを地上における後継者とすることにおいて深い英知を持つ。」
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• الواجب على المؤمن إذا خفيت عليه حكمة الله في بعض خلقه وأَمْرِهِ أن يسلِّم لله في خلقه وأَمْرِهِ.
●私たちはたとえアッラーの被造物やイスラームの法における英知を理解できずとも、そこには知り得ぬ英知が潜んでいるということを確信しなければならない。

• رَفَعَ القرآن الكريم منزلة العلم، وجعله سببًا للتفضيل بين الخلق.
●クルアーンは知識に対して高い地位を与え、人間の価値の基準とした。

• الكِبْرُ هو رأس المعاصي، وأساس كل بلاء ينزل بالخلق، وهو أول معصية عُصِيَ الله بها.
●傲慢というものは不服従、そして被造物に対するあらゆる困難の根源である。それは最初の罪であり、アッラーに対する不服従の原因となった。

 
対訳 節: (30) 章: 雌牛章
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クルアーン簡潔注釈(日本語)クルアーン研究注釈センター発行

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