クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (36) 章: 雌牛章
فَأَزَلَّهُمَا ٱلشَّيۡطَٰنُ عَنۡهَا فَأَخۡرَجَهُمَا مِمَّا كَانَا فِيهِۖ وَقُلۡنَا ٱهۡبِطُواْ بَعۡضُكُمۡ لِبَعۡضٍ عَدُوّٞۖ وَلَكُمۡ فِي ٱلۡأَرۡضِ مُسۡتَقَرّٞ وَمَتَٰعٌ إِلَىٰ حِينٖ
シャイターン(悪魔)は二人を欺こうと囁き続け、遂に二人はその巧妙な術中にはめられ、アッラーが禁じた木の果実を食べてしまう。その報いとしてアッラーは二人を楽園から追放し、告げる。「あなた方二人は悪魔(シャイターン)とともに地へ堕ちよ。あなた方はお互いに敵である。そこの住処で最後の時が来るまで留まって寿命を全うし、糧を享受せよ。」
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• الواجب على المؤمن إذا خفيت عليه حكمة الله في بعض خلقه وأَمْرِهِ أن يسلِّم لله في خلقه وأَمْرِهِ.
●私たちはたとえアッラーの被造物やイスラームの法における英知を理解できずとも、そこには知り得ぬ英知が潜んでいるということを確信しなければならない。

• رَفَعَ القرآن الكريم منزلة العلم، وجعله سببًا للتفضيل بين الخلق.
●クルアーンは知識に対して高い地位を与え、人間の価値の基準とした。

• الكِبْرُ هو رأس المعاصي، وأساس كل بلاء ينزل بالخلق، وهو أول معصية عُصِيَ الله بها.
●傲慢というものは不服従、そして被造物に対するあらゆる困難の根源である。それは最初の罪であり、アッラーに対する不服従の原因となった。

 
対訳 節: (36) 章: 雌牛章
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