クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (11) 章: イムラ―ン家章
كَدَأۡبِ ءَالِ فِرۡعَوۡنَ وَٱلَّذِينَ مِن قَبۡلِهِمۡۚ كَذَّبُواْ بِـَٔايَٰتِنَا فَأَخَذَهُمُ ٱللَّهُ بِذُنُوبِهِمۡۗ وَٱللَّهُ شَدِيدُ ٱلۡعِقَابِ
不信仰者たちの状態はファラオの一族や、それ以前にアッラーを拒否し、その印を嘘とした者たちの状態と同様である。アッラーはかれらをその罪ゆえに罰したのであり、かれらの財産や子孫が役に立つことはなかった。アッラーはかれを拒否し、その印を嘘とした者に対し、厳しい懲罰のお方。
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• أن غرور الكفار بأموالهم وأولادهم لن يغنيهم يوم القيامة من عذاب الله تعالى إذا نزل بهم.
●復活の日、不信仰者たちの財産と子供に対する自惚れは、アッラーからの懲罰が降りかかった時、何の役にも立たない。

• النصر حقيقة لا يتعلق بمجرد العدد والعُدة، وانما بتأييد الله تعالى وعونه.
●真の勝利は、数や物によるものではなく、アッラーの援助によるものである。

• زَيَّن الله تعالى للناس أنواعًا من شهوات الدنيا ليبتليهم، وليعلم تعالى من يقف عند حدوده ممن يتعداها.
●アッラーは現世における各種の欲望が、人々にとって輝かしく見えるものとした。それはかれらへの試練であり、またアッラーの定めた決まりを守るかどうかを見定めるためである。

• كل نعيم الدنيا ولذاتها قليل زائل، لا يقاس بما في الآخرة من النعيم العظيم الذي لا يزول.
●現世のあらゆる欲望と享楽は、わずかなものであり、消え去ってしまうものである。それらは来世における永遠の偉大な安楽とは、比べものにならない。

 
対訳 節: (11) 章: イムラ―ン家章
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