クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (130) 章: イムラ―ン家章
يَٰٓأَيُّهَا ٱلَّذِينَ ءَامَنُواْ لَا تَأۡكُلُواْ ٱلرِّبَوٰٓاْ أَضۡعَٰفٗا مُّضَٰعَفَةٗۖ وَٱتَّقُواْ ٱللَّهَ لَعَلَّكُمۡ تُفۡلِحُونَ
アッラーを信じ、その使徒に従う者たちよ、無明時代の者たちがするように、貸した元金に更なる上乗せをして利子を取ってはならない。アッラーのご命令と禁止事項の遵守によって、アッラーを畏れよ。そうすれば、現世と来世においてあなた方が求める良いものが手に入るだろう。
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• مشروعية التذكير بالنعم والنقم التي تنزل بالناس حتى يعتبر بها المرء.
●人が教訓を受けるように、恩恵や罰について語ることの合法性。

• من أعظم أسباب تَنَزُّل نصر الله على عباده ورحمته ولطفه بهم: التزامُ التقوى، والصبر على شدائد القتال.
●常に敬虔であること、厳しい戦いにおける忍耐は、アッラーからの勝利とお慈悲を授かるための最大の要因である。

• الأمر كله لله تعالى، فيحكم بما يشاء، ويقضي بما أراد، والمؤمن الحق يُسَلم لله تعالى أمره، وينقاد لحكمه.
●全ての物事はアッラーに属する。アッラーこそはお望みになることで裁き、お望みになることを行うお方。真の信者は物事をアッラーにお任せし、アッラーがお決めになったことに従う。

• الذنوب - ومنها الربا - من أعظم أسباب خِذلان العبد، ولا سيما في مواطن الشدائد والصعاب.
●利子を始めとした罪は、僕が見捨てられる最大の原因の一つ。それは特に厳しい状況において顕著である。

• مجيء النهي عن الربا بين آيات غزوة أُحد يشعر بشمول الإسلام في شرائعه وترابطها بحيث يشير إلى بعضها في وسط الحديث عن بعض.
ウフドの戦いに関する章句の中で利子の禁止が言及されているのは、イスラームの教えの包括性を示している。また、ある教えに関して話している最中に、別の教えを示すことで、イスラームの教えが互いに密接に関連づけられていることが分かる。

 
対訳 節: (130) 章: イムラ―ン家章
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