対訳 章 量を減らす者たち章 - クルアーン簡潔注釈（日本語） - ページ番号 587 - クルアーン百科事典

量を減らす者たち章

本章の趣旨:

تحذير المكذبين الظالمين من يوم القيامة وبشارة المؤمنين به.

不正で嘘つきの人たちに復活の日を警告し、信者のその日の幸せなこと

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節: 1

وَيۡلٞ لِّلۡمُطَفِّفِينَ

量を減らす者に、破滅と損失あれ。

節: 2

ٱلَّذِينَ إِذَا ٱكۡتَالُواْ عَلَى ٱلنَّاسِ يَسۡتَوۡفُونَ

かれらは人から計量して受け取る時は、目一杯に取り、

節: 3

وَإِذَا كَالُوهُمۡ أَو وَّزَنُوهُمۡ يُخۡسِرُونَ

相手のものの計測や重量のときは、損させる。預言者（アッラーの祝福と平安を）が移住した当時に、マディーナの人びとのしていたことであった。

節: 4

أَلَا يَظُنُّ أُوْلَٰٓئِكَ أَنَّهُم مَّبۡعُوثُونَ

こういうことをする人びとは、アッラーの前で復活させられることを知らないのか。

本諸節の功徳:

• التحذير من الغرور المانع من اتباع الحق.

●真実に従わなくさせる自信過剰に対する警戒。

• الجشع من الأخلاق الذميمة في التجار ولا يسلم منه إلا من يخاف الله.

●強欲は商売人の悪徳。かれらからは、アッラーを意識する人しか受け入れられない。

• تذكر هول القيامة من أعظم الروادع عن المعصية.

●審判の恐怖を語ることは、背信に対する最強の防護策である。