対訳 節 124 章 雌牛章 - 日亜対訳（日本語） - サイード佐藤 - クルアーン百科事典

節: 124

۞ وَإِذِ ٱبۡتَلَىٰٓ إِبۡرَٰهِـۧمَ رَبُّهُۥ بِكَلِمَٰتٖ فَأَتَمَّهُنَّۖ قَالَ إِنِّي جَاعِلُكَ لِلنَّاسِ إِمَامٗاۖ قَالَ وَمِن ذُرِّيَّتِيۖ قَالَ لَا يَنَالُ عَهۡدِي ٱلظَّٰلِمِينَ

イブラーヒーム*を、その主*が御言葉（によるご命令）^[1]で試みられた時のこと（を思い起こすがよい）。そして彼は、それを成し遂げた。かれ（アッラー*）は仰せられた。「本当にわれは、あなたを人々の導師としよう」。彼（イブラーヒーム*）は申し上げた。「そして、私の子孫からも（、導師をお授け下さい）」。かれは仰せられた。「わが約束^[2]は、不正者*たちには及ばない」。

[1]　イブラーヒーム*に課せられた、全ての命令や禁止のこと。そして彼は、それらを全て遂行した（イブン・カスィール1:206参照）。 [2]　「わが約束」とは、彼の子孫から導師を遣わすこと（ムヤッサル19頁参照）。