クルアーンの対訳 - 日亜対訳(日本語) - サイード佐藤 * - 対訳の目次

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対訳 節: (79) 章: イムラ―ン家章
مَا كَانَ لِبَشَرٍ أَن يُؤۡتِيَهُ ٱللَّهُ ٱلۡكِتَٰبَ وَٱلۡحُكۡمَ وَٱلنُّبُوَّةَ ثُمَّ يَقُولَ لِلنَّاسِ كُونُواْ عِبَادٗا لِّي مِن دُونِ ٱللَّهِ وَلَٰكِن كُونُواْ رَبَّٰنِيِّـۧنَ بِمَا كُنتُمۡ تُعَلِّمُونَ ٱلۡكِتَٰبَ وَبِمَا كُنتُمۡ تَدۡرُسُونَ
アッラー*が人間¹に、啓典と英知²と預言者*としての天分を授けられた後、その者が人々に向かって「アッラー*を差しおいて、私を崇拝*せよ」などと言うことはありえない。しかし(そのような者は、こう命じるのが当然なのだ。)「あなた方は、啓典を教え、自らも学んできたことによって、学識豊かな指導者³となるのだ」。
1 ここでの「人間」は全人類のことだが、特にイーサー*、あるいは預言者*ムハンマド*のことを指していると言われる(アル=バガウィー1:462‐463参照)。 2 この「英知」は理解・知識、あるいは人々を裁く権威のこと(前掲書、1:463参照)。 3 「学識豊かな指導者」という訳語をあてた原語は、「ラッバーニー」の複数形。アッ=タバリー*はこれが「ラッバ(面倒を見る、育成する)」という語の派生形とし、宗教的知識を備えつつも、現世分野においても人々の教育と指導に携(たずさ)わる者である、と解釈している(3:1849参照)。
アラビア語 クルアーン注釈:
 
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聖クルアーン 日亜対訳注解 - サイード佐藤 ヒジュラ暦1440年印刷

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