クルアーンの対訳 - 日亜対訳(日本語) - サイード佐藤 * - 対訳の目次

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対訳 節: (10) 章: 鉄章
وَمَا لَكُمۡ أَلَّا تُنفِقُواْ فِي سَبِيلِ ٱللَّهِ وَلِلَّهِ مِيرَٰثُ ٱلسَّمَٰوَٰتِ وَٱلۡأَرۡضِۚ لَا يَسۡتَوِي مِنكُم مَّنۡ أَنفَقَ مِن قَبۡلِ ٱلۡفَتۡحِ وَقَٰتَلَۚ أُوْلَٰٓئِكَ أَعۡظَمُ دَرَجَةٗ مِّنَ ٱلَّذِينَ أَنفَقُواْ مِنۢ بَعۡدُ وَقَٰتَلُواْۚ وَكُلّٗا وَعَدَ ٱللَّهُ ٱلۡحُسۡنَىٰۚ وَٱللَّهُ بِمَا تَعۡمَلُونَ خَبِيرٞ
あなた方がアッラー*の道において費やさないのは、どういうことか?アッラー*にこそ、諸天と大地の遺産は属する¹というのに。あなた方の内、(マッカ*)開城²の前に費やし、(不信仰者*たちと)戦った者は、(褒美において)同等ではないのだぞ。それらの者たちは、(マッカ開城*の)後に費やし、(不信仰者*たちと)戦った者たちより位が偉大なのだ³。そしてアッラー*は、(その両者の内の)いずれにも最善のもの(天国)をお約束されたのであり、アッラー*はあなた方が行うことに通暁されるお方なのである。
1 「諸天と大地の遺産・・・」という表現については、イムラーン家章180の訳注を参照。 2 この「開城」が、「マッカ*開城*」のことであるとするのが、大半の解釈学者の見解。「フダイビーヤの和議*」である、という説もある(前掲書、同頁参照)。 3 「開城」以前は(ムスリム*たちにとって)厳しい状況であり、その当時ムスリム*となる者は、(信仰に)誠実な者しかいなかった。一方、「開城」後はイスラーム*が大きな拡大を見、人々が大挙(たいきょ)してアッラー*の教えを受け入れた(イブン・カスィール8:12参照)。
アラビア語 クルアーン注釈:
 
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聖クルアーン 日亜対訳注解 - サイード佐藤 ヒジュラ暦1440年印刷

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