クルアーンの対訳 - 日亜対訳(日本語) - サイード佐藤 * - 対訳の目次

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対訳 節: (51) 章: 筆章
وَإِن يَكَادُ ٱلَّذِينَ كَفَرُواْ لَيُزۡلِقُونَكَ بِأَبۡصَٰرِهِمۡ لَمَّا سَمِعُواْ ٱلذِّكۡرَ وَيَقُولُونَ إِنَّهُۥ لَمَجۡنُونٞ
(使徒*よ、)不信仰に陥った者*たちは教訓(クルアーン*)を耳にした時、その視線によって、あなたを今にも躓かせんばかりである¹。そして彼らは、言うのだ。「本当に彼(ムハンマド*)は、まさに憑かれた者²である」。
1 つまり、「アイン(邪視)を及ぼす」という意味(ムヤッサル566頁参照)。ほかにも「滅ぼす」「視線で射抜く」「(アッラー*から授かった地位から)退(しりぞ)かせる」「(イスラーム*の教えを伝達するという任務から)逸らせる」というような解釈があるが、アル=クルトゥビー*によれば、これら全ての説は「アインを及ぼす」という意味から派生したもの(18:255-256参照)。尚「アイン」とは、悪い性質を帯びた者から発される、嫉妬(しっと)が混じった羨望(せんぼう)の視線のことで、それによって視線の対象が害を被(こうむ)る類いのもの(クウェイト法学大全31:119-120参照)。 2 「憑かれた者」については、アル=ヒジュル章6の訳注を参照。
アラビア語 クルアーン注釈:
 
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聖クルアーン 日亜対訳注解 - サイード佐藤 ヒジュラ暦1440年印刷

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