クルアーンの対訳 - クルアーン簡潔注釈(日本語) * - 対訳の目次


対訳 節: (54) 章: イムラ―ン家章
وَمَكَرُواْ وَمَكَرَ ٱللَّهُۖ وَٱللَّهُ خَيۡرُ ٱلۡمَٰكِرِينَ
だがイスラーイールの子孫の策謀者らは策謀し、イーサーの殺害を目論んだ。しかしアッラーがかれらに謀(はかりごと)をし、別の男をイーサーに似せたのである。アッラーよりも敵への謀(はかりごと)が厳しい者はおられない。
アラビア語 クルアーン注釈:
本諸節の功徳:
• من كمال قدرته تعالى أنه يعاقب من يمكر بدينه وبأوليائه، فيمكر بهم كما يمكرون.
●アッラーの宗教とかれに親しい者たちに対して策謀をする者に対し、アッラーは同様に謀(はかりごと)をされ、罰し給う。

• بيان المعتقد الصحيح الواجب في شأن عيسى عليه السلام، وبيان موافقته للعقل فهو ليس بدعًا في الخلقة، فآدم المخلوق من غير أب ولا أم أشد غرابة والجميع يؤمن ببشريته.
●イーサーに関する正しい信仰、およびその信仰が理性と一致することの説明。かれのような創造は史上初ではなく、既にアーダムは父も母もなしに創造されている。そのことはより驚愕すべきだが、全ての者はかれが人間であることを信じている。

• مشروعية المُباهلة بين المتنازعين على الصفة التي وردت بها الآية الكريمة.
●争い合う者同士が、クルアーンに描写されている形式で、嘘つきに呪いが降りかかるという祈りを行うことの合法性。

 
対訳 節: (54) 章: イムラ―ン家章
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クルアーン簡潔注釈(日本語)クルアーン研究注釈センター発行

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