対訳 章 数の競い合い章 - クルアーン簡潔注釈（日本語） - クルアーン百科事典

数の競い合い章

本章の趣旨:

تذكير المتكاثرين واللاهين بالدنيا بالقبور والحساب.

数を争い現世に遊ぶ人に、墓と清算を想起させること

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節: 1

أَلۡهَىٰكُمُ ٱلتَّكَاثُرُ

あなた方が、財や子供などの多いことを競い合い、アッラーへの帰順を忘れて、

節: 2

حَتَّىٰ زُرۡتُمُ ٱلۡمَقَابِرَ

そして死んで、墓に入る。

節: 3

كَلَّا سَوۡفَ تَعۡلَمُونَ

あなたの心を世俗のことで一杯にするのは良くない。そんなことなら、やがてあなた方は知るだろう。

節: 4

ثُمَّ كَلَّا سَوۡفَ تَعۡلَمُونَ

いや、いや、あなた方はその結末を知るだろう。

節: 5

كَلَّا لَوۡ تَعۡلَمُونَ عِلۡمَ ٱلۡيَقِينِ

いや、あなた方はアッラーの下に復活されて、清算があるという知識があるならば、あなた方が、財や子供などの多いことを競い合うこともなかっただろう。

節: 6

لَتَرَوُنَّ ٱلۡجَحِيمَ

あなた方は審判の日に、必ず地獄の火を見るだろう。

節: 7

ثُمَّ لَتَرَوُنَّهَا عَيۡنَ ٱلۡيَقِينِ

その時あなた方は、それを見て確信するだろう。

節: 8

ثُمَّ لَتُسۡـَٔلُنَّ يَوۡمَئِذٍ عَنِ ٱلنَّعِيمِ

その日あなた方は、アッラーにあなた方の健康、財など授かったものについて必ず問われるであろう。

本諸節の功徳:

• خطر التفاخر والتباهي بالأموال والأولاد.

●財や子孫のことで互いに自慢し、見せびらかすことの危険性。

• القبر مكان زيارة سرعان ما ينتقل منه الناس إلى الدار الآخرة.

●墓は来世に行く前に訪れるところである。

• يوم القيامة يُسْأل الناس عن النعيم الذي أنعم به الله عليهم في الدنيا.

●審判の日、人びとはアッラーが現世で与えられた恩寵について尋ねられる。

• الإنسان مجبول على حب المال.

●人は金を好むように創られている。